ICL・レーシックなら
東京都杉並区の
浜田山ふじわら眼科まで

院長の藤原徳雄医師が診察・執刀・術後まで一貫して対応します。
ICLかレーシックのどちらが自分に合っているか分からないという方もお気軽にご相談ください。

ABOUT

ICLとは

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは
ICL(インプランタブル・コンタクト・レンズ)とは、埋め込み式のコンタクトレンズのこと。角膜を削ることなく、この専用レンズを眼の中に入れるだけで屈折異常=近視・遠視・乱視の視力矯正を行います。フェイキックIOL=有水晶体眼内レンズとも呼ばれています。
世界的に視力矯正治療の定番となりつつあるICLですが、日本には1997年に導入されました。レーザーによる視力回復治療のレーシックと同様に、視力矯正の対策として注目され、近年はレンズの性能向上による信頼性も高まり実施症例が増えています。医療である限り、ICLにはメリット・デメリットがありますが、適切な診断、検査を経て手術を行えば、それ以降、メガネやコンタクトレンズを使用せずに生活できる、快適な矯正裸眼状態が保てます。
使用するレンズそのものは、レンズ中央に小さな孔があけられた、合併症予防などのために改善型のものを使用します。レンズは生体適合性に優れた新素材「コラマー」という、コラーゲンを含んだ目にやさしく、柔らかい素材でできています。これは、ハローやグレアの発生の軽減も期待できる品質です。
ICLの眼内コンタクトレンズは、患者さまの眼のサイズ、度数を事前にしっかり把握して準備するので、術後の調整はもちろん、メガネやコンタクトレンズのようなメンテナンスが不要となり、長年使い続けることが可能です。また、万が一のときや将来的に必要が生じた場合には、レンズを取り外して、目を元の状態に戻すことができる=可逆性を特徴としています。
当院では、現在、スター・ジャパン合同会社(製造元:米国STAAR SURGICAL社)の、有孔タイプの、「ホールICL(KS-AquaPORTⓇ)」を使用しています。同社の基本タイプのICLとKS-AquaPORTⓇは、この分野の高度医療機器として、厚生労働省認可(2010年、2014年)がおりている製品です。また、両方合わせて、世界75カ国以上で、使用されており安全性の高い製品です。
ICL手術
ICL手術では、眼内コンタクトレンズを眼内の虹彩と水晶体の間にある「後房」と呼ばれる部分に挿入することで、近視・遠視・乱視の屈折異常を矯正し、裸眼視力の回復を行います。レンズを眼の中に入れるために3mm程度の傷はつけますが、術後の縫合も必要なく、極めてシンプルで効率のいい手術です。この術式は白内障手術に近く、白内障手術の経験豊富な当院院長の得意とする手術でもあります。
  • 眼
  • 眼内コンタクトレンス治療とは

    ILCで視える喜びを伝えたい

FEATURE

ICLの特徴

  • feature01
    角膜を削らず、視力矯正が可能
    レーシック治療では、レーザーで角膜の表面を削って視力矯正を行いますが、ICLでは、比較的簡単な手術で眼内コンタクトレンズを移植する(眼に入れる)だけなので、角膜の形を変化させずに視力矯正が可能です。レーシック治療との比較では、ICLは視力の戻りも少なく長期的な安定性が期待できます。
  • feature02
    眼にやさしいレンズ
    当院で採用しているスターサージカル社製のICLは、コラーゲン配合のコラマーという人体適合性が高く、眼にやさしい素材です。ゴロつきや異物感がないのをはじめ、ドライアイになりにくく、柔らかいためズレや破損が起こりにくいという特長があります。レンズ自体の劣化が少なく、安定した視力を長期間にわたりキープできます。夜間視力で問題になりがちなハロー・グレアも抑制可能です。さらに、UVカット効果が見込める紫外線吸収剤が含まれており(UVカット率90%)、白内障のリスクや眼からの刺激によるシミ発生を抑える効果も期待できます。
  • feature03
    適用範囲が広い
    ICLはレンズサイズや近視、乱視の度数など幅広いバリエーションが揃っているので、大抵の患者さまに対応できる点が特長です。また、角膜が薄い方でもICL適用可能です。レーシックで近視の度合いが強い場合、角膜を削るのにも限界があるため、レーシック治療を受けられない強度近視の方でも、ICLを検討できます。
  • feature04
    元に戻せる可逆性がある
    ICLはレンズを眼に入れても拒絶反応はほぼ認められませんが、レンズ自体はOKでも、加齢など体の変化に伴い、まれにレンズ交換や将来的に白内障の手術となったときには、眼内に入れてあるだけのICLの眼内レンズを取り外して、眼を元の状態に戻すことが可能です。これを可逆性といいますが、体内に異物を入れても元に戻せるのは、ICLの大きな特長でもあります。
  • feature05
    手術自体は、入院不要
    眼内レンズを挿入するICLの手術そのものは両眼を一度に行うもので、設備や術医の習熟度が十分なら、手術の所要時間は両眼で約20分程度です。その後、1~2時間休んでから、異常などがないか確認して帰宅できるいわゆる日帰り手術です。翌日、通院診療があります。ICLの手術自体は20分程度で済みますが、実際に手術を受けられる患者さまには、事前の検査やコンタクトレンズを休む期間など、手術の前後に要する時間もある程度みておく必要があることはお伝えしています。
  • feature06
    メンテナンス不要
    手術で眼の中に入れたICLは、お手入れ不要です。一般的なコンタクトレンズ使用の際に必要な、毎日取り替えたり、洗浄したりといったメンテナンスが不要になることで、手間暇、費用がかかりません。日常生活はもちろん、スポーツ、旅行、災害時などでも、裸眼で生活できるので快適です。

SURGERY

当院のICL手術

  • 新しい機器から院長の知見まで、
    必要なものはすべて完備
    当院では、ICL手術については、最初のご相談から、各種検査、手術、その後のフォローまですべて院長が行います(一部検査は検査スタッフによる)。院長の豊富な経験で磨いてきた技術と重ねてきた知見を駆使して施術・治療にあたるので、安心して受診していただけます。なお、当院では精密検査時に使用する眼科用CT機器をはじめ、ICL手術に必要な専用機器など新しい機器を完備しています。
    万全な感染症対策
    眼の治療や手術にも、当然、感染症や合併症対策は必須です。当院では、ICLのみならず、眼科医院として講じるべき対策を実施、徹底管理しているので、安心して来院、受診していただけます。
    院長ご挨拶
    「浜田山ふじわら眼科」の院長、藤原徳雄です。私は眼科医として、これまで白内障の手術を多く手がけてまいりました。症例数は一次診療の眼科医院として年間約500、トータルとして現在までに8,000症例以上を数えます。こうして地域の皆さまに貢献してまいりましたが、今後、より多くの患者さまのお役に立つことを期して、診療内容にICLを加えて新たに展開していくことにいたしました。
    当院で行うICL手術そのものは、後房型フェイキックIOL(有水晶体後房レンズ挿入術)として、白内障の手術でレンズを挿入するのと同様の術式で行います。レーザーなどの特殊な機器を駆使しなければならないレーシック手術に比べると、比較的シンプルながら高度な医療機器で行うため、手術自体によるリスクが低い点がメリットといえます。
    ICLの手術は複雑なものではありませんが、それを成功させ、このレンズの特性を活かして、長年使っていただくために、事前の検査や感染予防対策などにご協力いただく必要があります。それらについては、ご相談の時点から詳しくご説明してまいります。ご不明の点などがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
    今まで近視であることを受け入れ、お手入れなどを必要とするコンタクトレンズや、定期的な度数調整を必要とするメガネを装着することを当たり前の習慣とされてきた皆さまに、ICLという新しい眼内レンズを挿入することで、矯正裸眼で生活できるすがすがしさを味わっていただきたいと思います。
    眼科医として普段から私が大切にしていることがあります。それは、皆さまの目の快適性、機能性を守ること。というのも、人間は生活する上で、非常に多くの情報を目から取り入れているからです。意識的であっても無意識でも、目からの情報により生活が支えられているといえます。それだけ大事な器官であるのに、日常生活ではその点をあまり気に留めていない部分もあってか、つい酷使してしまい、最近では幅広い年代で気づかないうちに目の健康を損なう状況が増えています。そこで、皆さまの診療に際しては、やはり普段の生活上でできるだけ目の健康状態を保って、快適に過ごしていただくことをアドバイスするよう意識しています。
    ホームドクターの立場にある眼科医として、高齢者の白内障の患者さま、そして若年化している近視のお子さまに心を砕いているのはもちろんですが、最近では目の保護について意識が低い若者層が増えつつあることも非常に気になっています。目を酷使した結果としてドライアイが増加の傾向にあり、病状の悪化は視力低下や目の感染症にもつながりやすいのが事実です。皆さまには目の健康にも普段から気にかけた生活を送っていただきたいと切に願っています。
    メガネやコンタクトレンズといった器具の代わりにICLを挿入し、トータルな意味で健やかな目の環境をつくることで、快適な視界の生活が送れるはずです。視力維持や生活環境を快適に保ちたいと望む患者さまにとって効力のある選択肢の一つとして、ICLをおすすめします。どうぞ、一度、ご相談ください。
  • 院長ご挨拶

    院長略歴

    院長略歴
    1995年
    東邦大学医学部卒業
    東邦大学大橋病院眼科学第2講座入局
    2000年~
    大学関連病院で眼科医長として勤務
    2005年
    高井戸駅前眼科、開業
    2017年
    浜田山ふじわら眼科、移転開業
    所属学会
    • 日本眼科学会
    • 日本眼科手術学会
    資格など
    • 日本眼科学会認定 眼科専門医
    • 杉並区眼科医会 理事
    • 米国STAAR Surgical社のICL認定医
    • 浜田山小学校学校医
    • 浜田山保育園園医 ほか

CLINIC

当院の特徴

    • 日帰り白内障手術
    • 日帰り白内障手術
      豊富な手術実績を持つ眼科医が、精度の高い日帰り白内障手術を行います。
      詳しくはこちら
    • 緑内障の検査・治療
    • 緑内障の検査・治療
      最新検査機器を用いて緑内障の確定診断を行い、早期発見・治療を実現します。
      詳しくはこちら
    • 硝子体内注射
    • 硝子体内注射
      眼底疾患の治療として、硝子体注射など最新の治療を外来で行っています。
      詳しくはこちら
    • オルソケラトロジーのご案内
    • オルソケラトロジーのご案内
      寝るときにレンズを装用し、昼間は裸眼で生活できる、新しい近視治療です。
      詳しくはこちら

COMPARISON

ICLとレーシックの比較

 ICLレーシック
視力の安定性 回復した視力は長期間安定して維持 視力戻りなどがある
見え方の違い 視力やコントラストは鮮明で
クリアな見え方を確保できる
見え方の質およびコントラストに
わずかな変化の可能性も
適応範囲の差 強度近視や角膜が薄いケースも適応する 強度近視や角膜が薄い場合は
適応できない
手術方法 角膜を数ミリ切開し、
虹彩と水晶体の間にICLを挿入
角膜にレーザーを照射し、
角膜の曲率を変化させ視力回復
元に戻せるのか 眼内に長期間置換が可能で、
しかも取り出せば元通りに
角膜の形をレーザーで変化させるので、
元には戻せない
術後の視力の回復 早ければ、手術当日から 早い段階で視力は回復する
費用 レーシックよりも高額
(50万円〜70万円)
高額だがICLより高くはならない
(約50万円)
SCROLL→

MERIT & DEMERIT

メリット・デメリット

ICLは信頼性の高い革新的な視力矯正治療です。
眼内コンタクトレンズを眼に移植するシンプルな手術ですが、これにもメリット・デメリット、そしてリスクはあります。
それぞれをよく理解した上で、受診、検討することをおすすめします。
疑問点は、お気軽に院長にお尋ねください。
merit1

視力の安定性を長期間キープ

眼の中に適切な度数のコンタクトレンズを入れるだけのICLでは、回復した矯正視力を維持。鮮明でクリアな見え方のまま長期間過ごすことができます。角膜を削るレーシック治療では、矯正視力のクリアさがICLに劣る点や視力が戻ってしまうリスクがあるといわれています。ICLは、安定性が持続するメリットがあります。レンズの素材の特質により、ドライアイになりにくい点もICLの特長です。
merit2

レンズを取り出し、


眼を元の状態に戻すことが可能

眼の中に眼内コンタクトレンズを挿入するだけのICLでは、万が一の不具合の際や将来的に視力に影響が生じたときにはレンズをそのまま取り外すことが可能であり、レンズを外せば眼を元の状態に戻せます。角膜を削って矯正するレーシックでは、一度削ってしまった角膜は元には戻せず、視力も落ちていく可能性があります。
merit3

適応範囲が広い

強度の近視などレーシックが適用できないケースでも、ICLでは角膜を削らず、しかも幅広いバリエーションのレンズが揃っているので、強度近眼や乱視も手術が可能です。老眼対応のICLも登場しているので、適応範囲はますます広がっています。(老眼対応レンズは当院ではまだ未対応)
merit4

メガネ、コンタクト(矯正器具)を


使うことなく生活できる

ICLは専用のコンタクトレンズで視力矯正が可能で、手術以後はメガネやコンタクトは不要になります。したがって、コンタクトレンズの交換およびお手入れ、メガネの清掃や調整といったメンテナンスをしなくても裸眼で快適に日常生活を送ることできます。スポーツや旅行の際も取り外しの煩わしさや損傷の不安がなく、災害時といった場合でも紛失の心配がありません。また、ICLは眼の中で汚れたり、ゴロついたりすることもないので、そのままで長期間使用できます。
デメリット
自由診療のため、費用が高額に

ICLは保険診療では受けられず、自由診療となります。それぞれの医院で費用が異なり、ほとんどの場合、高額になります。当院のICL費用には、適応検査(別途5,500円)以降の術前検査費用、手術費用、術後の診察・検査費用、薬剤費がそれぞれ含まれています。なお、10万円以上の医療費については、翌年の確定申告で高額医療費申告ができます。

事前検査やレンズ確保に時間がかかることも

「治療の流れ」の項目でも説明しているように、検査で正確を期すために、ICL手術の適応検査前には、コンタクトレンズを入れず目を休める期間が1~3週間必要です。仕事などでどうしてもコンタクトレンズを外して生活ができない場合は、ICL手術は困難になります。夏休みや年末年始などの長い休みを利用するなど、工夫が必要でしょう。また、術前検査の結果で導き出したレンズが国内、または海外に在庫がない場合、その製造をしばらくの間、待たなくてはならず、手術を行うことができません。また、特殊なサイズや度数の場合、メーカーに製造をオーダーしますが、これにも数カ月の時間を要することになります。

手術による感染症や合併症のリスク

ICLは眼内手術であるため、少なからず、感染症や合併症のリスクを伴います。詳しくは次の「リスク」の項目で説明していますが、感染症も合併症も、当院で院内感染予防対策を徹底するほか、患者さまにも当院からお願いする注意事項を守っていただくなどご協力が必要です。

RISKS & COMPLICATIONS

リスクと合併症

長年、コンタクトレンズのお手入れなどに煩わされてきた皆さまには、
ICLのメリットを見ればよいことばかりのように感じるかもしれません。
もちろん進化した医療技術の一つとして、ICLはぜひ検討材料に入れていただきたいと思います。
しかし、これも医療の一環である限り、手術による感染症や合併症などのリスクを伴うのも事実です。トータルで事故のリスクが低いことは報告されていますが、
検討段階であらゆる要素を含めてICLについて知っておくことが重要です。
  • 眼内手術による感染症リスク
    眼の中でも、虹彩の後ろにある部分に眼内コンタクトレンズを入れるので、感染症のリスクは否定できません。眼というのは栄養豊富な器官で、しかも瞼などで外部に接しているため、術後眼内炎などの細菌感染症が起こりやすいところです。眼が赤く腫れる、痛みやかゆみがあるといった症状から、炎症が悪化して治療が必要になる場合もあります。当院では、院内の感染対策はもちろん十分に行っていますが、汚れた手で眼を触らない、点眼前には手を洗うなど、術前、術後の患者さまの感染予防対策を実行することも必須だとご理解、ご協力ください。
  • 術後の合併症リスク
    ICLの手術後にはまれなケースとして、合併症が起こることがあります。ハロー・グレアといった眼内手術特有の現象が一般的に多い症状です。夜間に街頭や車のライトなどの光源を見ると、光に輪がかかってにじんだように見えるハロー(光輪症)や、光がギラついたり、まぶしく感じたりするグレア(光輝症)といった症状を経験することがあります。術後の時間の経過とともに症状は軽減して通常に戻ります。また、予想外の乱視や術後の眼の使用状況によっては新たな近視が生じたりすることもあるので、詳しくは担当医の説明をお聞きください。
  • 度数ズレ、レンズの位置ズレ、
    傾きなどの不具合
    ICLでは、手術で入れるレンズについては事前に詳しく検査を行い、その結果として得られた度数のレンズを使用します。しかし、そのレンズの度数にズレが生じた場合、矯正すべき視力が得られない可能性があります。眼内でピントとして機能する水晶体を取り除く白内障手術と異なり、そのまま残して行うICL手術では、ごくまれに術後に度数のズレを引き起こすことがあります。また、眼内コンタクトレンズのサイズは厳密に計算したぴったりのものが必要で、それが合っていないとレンズが眼の中で傾くなどの不具合が生じるリスクがあります。乱視用レンズの場合には、特に注意が必要です。なお、そうした不具合の場合には、レンズの位置の修正やサイズ交換ができます。
  • 白内障や緑内障のリスク
    ICLのレンズサイズや入れた位置によっては、水晶体との距離が十分に確保できずに水晶体がレンズによって影響を受けた結果として早期白内障を来たすリスクがありますが、当院では最新の検査機器を用いて適切なICLのレンズサイズを選択することにより白内障発症リスクを限りなく少なくする手術を心がけております。また、術後の炎症の度合いによっては眼の眼圧が高くなることがあり、これは緑内障のリスクにつながる可能性が出てきます。術後の眼圧は術後検診でチェックします。

INDICATION

適応条件と禁忌について

ICLはシンプルな手術によって裸眼で矯正視力が得られる治療法です。
「メリット」の項目にあるとおり、利点の多いこの手術とはいえ、
安全性などのために適応条件が定められています。
要は、手術が受けられる方の適用範囲や受けられない方(禁忌)が決められています。
当院では、まず問診や検査で確認しますが、手術の可否について詳しくはお問い合わせください。
適応する方
年齢 通常は18歳~45歳が望ましい。これ以上高齢になると、将来的に白内障発症との関係でICLの効果が見込めないため。ただし、老眼の改善にも対応した遠近両用レンズも開発されすでに登場しているので、45歳以上の方でもICLは可能です(当院では、まだ未対応)。
近視・乱視の
度合いが強い方

近視=術前等価球面度数−6.0D以上、 乱視=術前乱視度数 1.0D〜4.0D

 

そのほか 角膜が薄い方、レーシックが不適応と診断された方、角膜の形状に問題がある方、コンタクトレンズが合わない方、など。
SCROLL→
適応しない方(禁忌)
年齢 18歳未満の方
度数 近視−15D以上の高度近視、術前1年以内の屈折変化が0.5Dを超える方
そのほか 前房深度が2.8mm未満の方、白内障ほか何らかの眼科疾患のある方、全身疾患のある方、妊娠中・授乳中の方、コラーゲンにアレルギーのある方、など。
SCROLL→

FLOW

ICLの治療の流れ

ICLでは、レンズ発注を厳密に行うため、2回検査を実施するのが特徴です。
精密検査を経て、レンズを調達し、手術を実施、手術後の検診まで、以下のような流れで進めていきます。
Step.01
  • ご予約
  • ご予約
    ①ご予約
    ICLをご希望の場合、患者さまがこれに適応するのか否か、適応する場合、どれくらいのレンズを発注すべきかなど、手術を実施するためにはさまざまな情報が必要です。そこで、ICLの治療をご希望の方はまず適応検査を行うことが必要なので、その予約をお取りください。予約に関しては、電話でお問い合わせください。
コンタクトレンズ装用休止について
ICLをご希望で、コンタクトレンズを使用している方は、1回目の適応検査を受ける前に角膜を自然な状態に戻しておくために、装用を中止し規定期間をおいていただく必要があります。これは正しい検査結果を得るためにも重要なことで、きちんと遵守し、それから検査を受けてください。
コンタクトレンズの種類外す期間
ソフトコンタクトレンズ 検査前1週間
乱視用ソフトコンタクトレンズ 検査前2週間
ハードコンタクトレンズ 検査前3週間
Step.02
  • 検査:1回目(適応検査)およびカウンセリング
  • 検査:1回目(適応検査)およびカウンセリング
    適応検査・術前検査
    ICLが適応可能かどうかを判断する検査を行います。専用機器を使用し基本的な視力検査から、眼圧・眼底検査、角膜の形状測定など10種類以上の検査を行い、患者さまの眼の状態を把握し、ICLの適応についての情報を収集します。これには、2時間~数時間かかります。なお、眼底検査は散瞳(瞳孔を開く)検査となり、検査後の数時間はまぶしい状態や細かい文字がよみづらい状態が続きます。通院には車やバイクのご利用は控えてください。
Step.03
  • 術前検査:2回目(術前再検査・カウンセリング)
  • 術前検査:2回目(術前再検査・カウンセリング)
    1回目の検査で得た情報を確認するために再検査を行います。この段階で、合併症や眼の疾患がないかどうか最終確認を実施します。その後、検査の結果を受けてカウンセリングを行います。ICL手術や眼内コンタクトレンズ、使用する機器、術後の検診、日常生活上の注意点などについてご説明します。不安なことや疑問点があれば、この時点で納得いくまでお尋ねください。さらに、眼の形や大きさ、そして度数などを検査し、そのデータを専用プログラムにて計算し、眼内コンタクトレンズ発注の情報を確定します。
    この時点で、手術費用のお支払いをしていただきます。
Step.04
  • レンズ発注→手術日の決定
  • レンズ発注→手術日の決定
    1回目の検査時と度数差がないかの検査を行います。
    診察を行い、ICLについての最終説明を行います。
    この際、手術前に点眼いただく点眼薬をお渡しさせていただきます。
Step.05
手術準備
手術日が決定したら、術前3日前から抗生物質の点眼薬を1日4回、点眼していただきます。眼の表面の雑菌による手術時の感染予防のためです。手術前にはコンタクトレンズ使用の制限などはありません。
Step.06
手術当日
ご自宅あるいは当院にて、散瞳薬を点眼し手術の準備とします。手術自体は麻酔下で行い、両眼で約20分です(「手術の流れ」参照)。
Step.07
  • 術後・定期検診
  • 術後・定期検診
    手術後、院内~帰宅後
    術後約20分、リカバリー室でお休みいただきます。不調などなければ、待合室でさらに1時間ほど休んでいただいた後、レンズが固定されているか、傷が閉じているか、眼圧は正常かなどをチェックします。すべてOKであれば、そのままご帰宅できます。その際、点眼薬や保護メガネをお持ち帰りいただきます。なお、手術当日から4日間は、洗顔、洗髪、入浴などは禁止となります。就寝時にも保護メガネを着用していただきます。
    術後の定期検診
    手術翌日に傷のチェックを行い、閉じていれば一連のICL治療は終了です。あとは定期検診のみとなります。手術から1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後には定期検診を受診してください。1カ月後までの点眼薬と半年後までの定期検診は、初期費用に含まれておりますので、受診をお願いします。また、レンズの交換も手術後1年後までは無料で対応します。定期検診期間が終了しても、経過観察として1年に1度、検診の受診をおすすめします。

OPERATION

手術の流れ

ICLの手術そのものはシンプルで、両眼で20~30分ほどで終了します。
以下のような流れで行います。
  • 麻酔を点眼薬
    麻酔を点眼薬で施し、角膜に3mm程度の切開創をつくります。この傷は縫合せずとも、術後は眼の水圧で自然に閉じていきます。
  • 角膜の切開部分
    角膜の切開部分から、折りたたんだレンズを挿入します。
  • 眼のサイズに合わせてある
    眼のサイズに合わせてあるので、虹彩の後側に入るとレンズは広がり、自然に固定されます。乱視がある場合は、乱視軸を合わせて手術は終了です。切開した傷は縫合せずとも、術後は眼の水圧で自然に閉じていきます。
  • 瞳孔を収縮させ手術は終了です。
    瞳孔を収縮させ手術は終了です。
手術の注意点
手術直後の数日間は、眼の保護に努めてください。当日から4日後までは、基本的に保護メガネをかけて過ごし、肩から下のシャワーは当日からOKですが、洗顔、洗髪、入浴は4日後までは控えましょう。車の運転、メイクアップなども、担当医に確認の上で行うようにしてください。仕事やスポーツも、内容によってはご相談ください。

PRICE

費用について

  • 近視用のみ600000円税込
  • 近視+乱視650000円税込
※上記の金額には、術前検査費用、両眼手術費用、術後半年間の診察・検査費用、薬剤費が含まれています。
※クレジットカードに対応しています。
充実の保証制度 充実の保証制度

ICL・レーシックなら
東京都杉並区の浜田山ふじわら眼科まで

院長の藤原徳雄医師が診察・執刀・術後まで一貫して対応します。
ICLかレーシックのどちらが自分に合っているか分からないという方もお気軽にご相談ください。

Q&A

よくある質問

  • ほかに眼の病気があってもICLは可能でしょうか? 
  • 手術時間はどれくらいかかりますか? 
  • ICLで老眼は治療可能でしょうか? 
  • メイクはいつから可能でしょうか? 
  • 現在、妊娠中・授乳中ですが、ICL手術を受けることはできますか? 
  • 診療(受付)時間
    9:00~12:30
    14:30~18:00

    水曜午前は白内障手術(予約制) 9:00〜14:00

    医院名 浜田山ふじわら眼科
    所在地 〒168-0065 東京都杉並区浜田山4-16-4-123
    ライオンズ浜田山セントマークス1階
    電話番号 03-5929-9100
    最寄駅 浜田山駅から徒歩約8分・駐車場あり
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